近年、不祥事により社会的信用を失い、経営に悪影響を及ぼす企業・団体が急激に増加しています。そのため、既に多くの企業では、コンプライアンスに関する取り組みを進めています。民法、会社法、刑法をはじめ労働関係法令や知的財産法、個人情報保護法等といった幅広い法令の理解を促進し、それらに基づいた社内倫理の確立と、企業の社会的責任(CSR)を経営そのものに浸透させていくという動きがますます積極化する傾向にあります。
このような時代の中で、より効率的に企業倫理やコンプライアンスプログラムを推進していくためには、コンプライアンス経営の根幹となる法律知識と実践的 な価値判断基準を有する人材の育成こそが最も重要ではないでしょうか。そのためのひとつの指針となるべく、新日本有限責任監査法人、株式会社東洋経 済新報社より後援を受け、「ビジネスコンプライアンス検定」を創設しました。
これまでコンプライアンスは、単純に「法令遵守」と置き換えられてきました。しかし、いくら法令遵守を徹底しても、上から下へ「法令を遵守せよ」「違法行為をするな」と命令しても、問題の根本的な解決にはなりません。司法や法令が、社会の中でのトラブルを解決する中心的手段ではなかった日本では、法令と実務の実態がかい離しやすく、そのような法令を単純に「遵守」することを命令するだけでは問題は解決しません。コンプライアンスを法令の背後にある「社会的要請に応えること」と捉え、法令を社会の要請を知るための重要な手がかりと位置づけることから、真のコンプライアンスが始まります。
そこでは、まず様々な法令を「点」として一つひとつ遵守するという姿勢から、法令の背後にある社会的要請に「面」として応える姿勢に転換することが必要であり、企業にとって重要な法令を体系的に理解することが不可欠です。
ビジネスコンプライアンス検定は、このような考え方をベースに、単に法令遵守ではない、真のコンプライアンス・スキルを養成し、さらにその能力の測定・評価を目的とするものです。


株式会社大和総研が、日本の上場企業を対象として行った「第3回リスクマネージメントアンケート調査」からも、非常に多くの企業が、リスクマネージメントに関する教育と研修を行っていることが見て取れます。
さらに、具体的な教育・研修内容を見ると、全体の66%の企業が、「コンプライアンス研修」に取り組んでいます。
総じて、日経225の企業における研修実施比率が高いことが特徴といえます。
出典:(株)大和総研「第3回リスクマネジメントアンケート調査」 -2008年8月実施- 吉田信之 著

ビジネスコンプライアンス検定公開試験時におけるアンケート結果には、受験者の所属する企業等でのコンプライアンス推進状況は、まだ不十分とする回答が少なくありませんが、これを推進する上で重要となる教育施策には、ビジネスコンプライアンス検定が有益とする意見が全体の74%に及んでいます。
企業・各種法人などの団体が、設置保有する施設において所属する社員・スタッフ等を対象に団体単位で検定を実施する制度です。団体受験制度を活用することにより、種々の優遇制度を受けることが可能となります。
| 【受験人数】 | 1名様より実施が可能です。 |
|---|---|
| 【試験日程】 | 初級に限り、以下の期間内で試験日を自由に設定できます。 上級は、公開試験の当日のみ実施が可能です。 第10期 平成22年2月7日〜平成22年7月末(初級) 平成22年2月7日(上級) 第11期 平成22年8月1日〜平成23年1月末(初級) 平成22年8月1日(上級) 第12期 平成23年2月6日〜平成23年7月末(初級) 平成23年2月6日(上級) |
| 【その他】 | 申請や会場登録のための費用は一切必要ありません。 |